中学校の卒業式に出席。

pita05152010-03-12

今日は四中の卒業式に小学校PTA役員としてお招きいただき、出席しました。
まだまだ自分の子どもは小学校も卒業していないのですが、あと数年もすれば中学生に、そして中学校を卒業していくのだな、と未来を思い浮かべながら出席しました。
沿道の桜はかなりつぼみが膨らみ、本当に春を感じさせる中の卒業式でした。
卒業証書が一人ひとりに授与される中で、ふと自分の中学校時代の卒業式を思い出そうとしてみると、
全くといっていいほど思い出せないことに気がつきました。
確か校長先生が「自然は円を作り、人間は直線を作りたがる。でも人生はまっすぐな道ではない。」といった言葉をいただいたように記憶しています。
要は人生は楽ではない、困難もあるけど、自分なりにがんばれ、といった内容の話だったのではないかと自分なりに解釈しています。
当時は今の年齢になる自分の姿を想像することもできず、全く言葉の意味を解釈できません。

今日卒業していく中学校の生徒の皆さんも、きっと今日いただいた言葉は忘れてしまうのでしょう。
校長先生がおっしゃった
「これから生きていくための基礎的な学習を卒業し、学び続けてほしい。」
「感動する人生をおくってほしい」
中学校PTA会長がおっしゃった
「みんな今日まで生きてくれてありがとう。」
「自分の人生を良いことに使ってほしい」
という言葉の意味。そしてこれらを贈られた大人の気持ちいつかわかる日が来るんでしょうね。
ただ、その言葉を贈られたということをほとんどの人が忘れてしまうのも事実です。
でも、きっとみんないつか自分が子どもの卒業式に出席したときに、違った形で思い出せればいいと思います。
今日は本当にいい卒業式だった。
来週の小学校の卒業式は、自分の子どもの卒業式でもないのに、早くも泣いている自分がそこにいそうです。