Googleに学ぶ幸福な職場。

同僚が貸してくれた「Googleに学ぶ職場」をベランダで読みました。

Googleに学ぶ幸福な職場―世界の優良企業を訪ねて (朝日クリエライブラリー)

Googleに学ぶ幸福な職場―世界の優良企業を訪ねて (朝日クリエライブラリー)

  • 作者: きよみハッチングス,Kiyomi Hutchings
  • 出版社/メーカー: 朝日クリエ
  • 発売日: 2009/12/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 5回
  • この商品を含むブログを見る
自分自身の職場もいろいろと課題があり、「社員が働きたいと思う」会社・組織なのか、そもそもこの会社・組織は何を目指しているのかがはっきりしない日々が続いていました。
その課題に対するアクションのヒントになれば、ということで同僚は貸してくれたのでしょう。
中でも気になるのはやはり「ソーシャル・ラーニング」というキーワード。
−「何かについて何人かが集まってわいわいがやがやとああでもないこうでもないと話し合いながら学ぶ」という学び方である−(本文より)−
Blog、TwitterFaceBook、またはWikiなどソーシャルメディアを利用した学び方ともいえるのですが、要は「教材を用いて教えてもらう」のではなく、「お互いの知識やノウハウで学びあう」学習の形式です。
また、知識として得ることもあるのでしょうが、この学び方は仕事を進める上で有効だと思います。
職場のタバコ部屋(今風にいうと喫煙ルーム)で部署や担当を超えて「わいわい」と話すなかで、今まで考え付かなかった提案や仕事上のアイディア、または問題解決ができたりすることがよくあるように思います。
新入社員の頃、先輩がタバコ部屋で「社内の事情をよく知っておくことで仕事は進めやすくなる」と教えてくれました。
実際当時の職場の部長もよくタバコ部屋で相談にのり、意思決定をされることから「大事な相談があります。タバコ部屋でお話できませんか?」と部長を誘うシーンもよくありました。
このご時世、喫煙率は下がりましたがソーシャルメディアを利用する社員は増えていると思います。
自分はそうい仕組みを職場に広めたり、職場の中で安全に議論できる空間を確保することで、「タバコ部屋」を再現していかなければならないのかな、と感じています。
みなさんの職場ではどこで、どんなふうに重要な意思決定がされているのでしょう。
やはりフォーマルな場(例:会議室)ですか?それともインフォーマルな場(例:タバコ部屋)ですか?